[市長への手紙]

松江市都市景観研究会
宮岡市長への手紙



平成8年8月5日、宮岡松江市長にホームページの私たちの提案を見てくださいと書いた手紙。



 私たちは松江市主催の”まちなみ研究会”に参加した人々のうち主に松江城周辺の景観について研究したメンバー(第2班)で構成されております。研究会終了後も月1回集まって研究を継続しており、京都芸術短期大学の奈良磐雄教授の協力・指導を受け具体的で建設的な景観に対する提言をし、美しい松江を後生に残すことを目的としております。

 さて、平成8年6月15日の産経新聞によりますと宮岡市長は松江大橋周辺の広告看板規制に積極的意向とのことですが、先日の話し合いでこの記事を読み私たちとしては大歓迎であることを確認いたしました。そこで、私たちとしても何か有益な提案はできないかと考え大橋周辺の広告・看板を撤去した場合の景観のシュミレーションを行いました。これをインターネットのホームページ(http://www.kyoto-art.ac.jp/~nara/matsue/matsue.html)に公開しております。ご覧になればわかりますが、広告・看板がなくなると町の活気がなくなったようにも見えます。私たちとしては、目障りな広告を撤去した後に松江流と呼べるような広告(具体的にはブラックライトの利用など)を作るのが良いのではないかと考えております。ただ大手前の看板(提案(4))については今すぐに撤去しても背景が魅力的であるため問題はないかと思っています。いかがでしょうか?

 市長の景観に対する積極的な行動を期待しております。

松江まちなみ研究会
サイン部門代表
松田 虎雄


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